人と海鳥とネコの共生を目指して”ノネコ対策を中心としたパネル展” [2014フェスティバル]
天売島の猫対策
日本海に浮かぶ周囲約12kmの天売島は、100万羽の海鳥が飛来する世界的にも貴重な海鳥の楽園です。
しかし、天売島では近年、野良ネコ、野ネコが増加し海鳥を捕食するなどの問題が生じており、早急に対策を講じなければ海鳥をはじめとする天売島の生態系に深刻な影響が起こることが懸念されています。
そのため、羽幌町役場と環境省羽幌自然保護官事務所は「人と海鳥とネコの共生」を目指し、天売島のネコ対策を実施していくことにしました。平成23年度には「天売島ネコ飼育条例」を制定し、飼い猫の登録・不妊去勢・屋内飼育の奨励を行ったほか、シンポジウムの実施・馴化試験などの取り組みを行いました。
平成26年度からは200~300頭と推定される野ネコ・野良ネコの捕獲作業を行い、捕獲したネコの馴化作業を行い新たな飼い主探しを随時行っていく活動を進めています。
今回は人と海鳥とネコの共生を目指して”ノネコ対策を中心としたパネル展”と題して羽幌町役場町民課がオロロン鳥保護のために行っている野ネコ対策をパネル展の形でご紹介します。
ぜひ足をお運びください。
2014-08-14 16:31
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